清水 将海しみず まさうみ

現千葉ロッテコーチ

日本一のチームを支える「対話」と「洞察力」


清水 将海

プロフィール

1975年1月9日生まれ、群馬県高崎市出身。
東農大第二高校時代の1年生冬からキャッチャー、高校3年生春にはセンバツ甲子園に出場した。青山学院大学時代にベストナインを2回受賞するなど活躍、1996年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1位指名を受ける。
1年目の開幕戦にスタメン出場し、初ヒットとなるホームランを打った。

2002年には、日本代表として日米野球に出場。その後、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークスでプレーし、現役時代に6つの背番号を付けた。
現役引退後は、福岡ソフトバンクホークスコーチを経て、現在は千葉ロッテマリーンズで一軍バッテリーコーチを務める。
コーチになってからは、選手との対話を大切にしつつ、選手の状況にあった適切なアドバイスを送るように心掛けている。



経歴


1975年:1月9日、群馬県高崎市で生まれる
1992年:東農大第二高校時代に、春のセンバツ甲子園に出場
1996年:青山学院大学4年生の時に、ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1位指名を受ける
1997年:1年目の開幕戦から一軍スタメン出場
2002年:日米野球に出場
2004年;シーズン終了後に、トレードで中日ドラゴンズに移籍
2007年:日本一となり、アジアシリーズに出場
2010年:6月、トレードで福岡ソフトバンクホークスに移籍
2011年:シーズン終了後、現役を引退
2012年:福岡ソフトバンクホークスの二軍バッテリーコーチに就任
2014年:福岡ソフトバンクホークスの三軍バッテリーコーチに就任
2016年:福岡ソフトバンクホークスの一軍バッテリーコーチに就任
2018年:千葉ロッテマリーンズの一軍バッテリーコーチに就任

通算成績

683試合、打率.212(1478打数314安打)、112打点、9本塁打、3盗塁



清水 将海

逸話やエピソード

キャッチャーを始めてやったのは高校1年生冬

東農大第二高校入学までは、内野と外野をメインにプレーをしていたが、高校1年生の冬に監督からキャッチャーへのコンバートを勧められた。猛練習の末に、2年生夏には捕手として試合に出場し、3年生春にはセンバツ甲子園に出場。

大学時代にベストナイン2回

青山学院大学時代は、キャッチャーながら1部リーグ77試合に出場し、65安打、5本塁打、30打点。そして、ベストナインも2回受賞した。

初出場した試合で打った初ヒットがホームラン

入団1年目の開幕戦(日本ハムファイターズ戦)に9番キャッチャーで先発出場し、小宮山悟投手とバッテリーを組んで完投勝利を挙げた。打つ方でも、初ヒットとなるホームランを放った。

現役時代に6つの背番号を付ける

千葉ロッテ入団時に大学時代と同じ背番号「22」を付ける予定で入団発表時に臨んだが、当時の捕手だった定詰雅彦氏が阪神タイガースに移籍することにより空いた「8」を付ける事になった。2003年には「27」に変更、これが千葉ロッテで3つ目の背番号となる。
2004年シーズン終了後に中日ドラゴンズに移籍した後は「50」を付け、2006年には中村武志氏の付けていた「39」を付けた。
2010年の福岡ソフトバンクホークスに移籍後は、背番号「4」を付ける。
因みに、コーチになってからは入団時(変更後)の「8」と引退時の「4」を合わせた「84」を付けている。

「常に自分の足を使って、自分の目で確認」

高校時代の斎藤監督からは、キャッチャーになる時に「常に自分の足を使って、自分の目で確認」するように言われ、捕手として投手の状態と性格を把握するのが大事かを教わった。
コーチになってからは、選手との対話も大切にしつつ「自分の目でしっかりと選手たちの様子を見て状況を確認し、どんなアドバイスをするか」を考えている。

野球以外にも、2010年に群馬県観光特使を務めるなど、社会貢献活動にも力を入れている。


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