佐々木 順一
メジャーリーグにも挑戦した、千葉ロッテマリーンズのトレーナー
プロフィール
高校2年生から投手となり、社会人野球チームを経て、メジャーリーグに挑戦し、エクスポズとマイナー契約を結んだ。
引退後は、アスリートをサポートする道としてトレーナーを選び、現在は、千葉ロッテマリーンズのトレーナーとして活躍。
トレーナーとしては、「当事者意識に立つ事」や「相手の立場に立つ事」を大切にしている。
経歴
1974年生まれ。
1996年5月にメジャーリーグ・エクスポズとマイナー契約を結ぶ。
1997年に引退後、鍼灸の専門学校に入り、国家資格を取得し、株式会社ルートヴィガーでスポーツトレーナーとして勤務する。
その後、千葉ロッテマリーンズのトレーナーとして活躍。
逸話やエピソード
子供の頃から野球をはじめ、中学生時代は4番を打っていた。
千葉県立一宮商業高校2年生の時に内野手から投手に転向する。
高校卒業後、社会人野球チームに進むが2年目の秋に休部となってしまう。
その後、「実力勝負のアメリカで、野球の頂点に挑戦したい」という熱い想いからアメリカに渡る。
フロリダ州にあるプレーボール・ベースボール・アカデミー(エクスポズ系列)で約3か月間の練習を積んだのち、トライアウトに合格し、1996年5月にエクスポズとマイナー契約を結び、ドミニカ共和国のキャンプに参加、サマーリーグでプレーする。
しかし、翌年に選手生活を引退した。
選手引退後は、「自分は米球界に挑戦したが、今度はアスリートをサポートしたい」と思うようになり鍼灸の専門学校に入学。国家資格を取得し、株式会社ルートヴィガーでスポーツトレーナーとして勤務した。
さらに、千葉ロッテマリーンズのトレーナーとなる。
トレーナーとして大切に思うことは
まずは、何事も一生懸命にやり、何事も自分と関連付けることを大切にしている。
「自分が関わっているという当事者意識を持つことにより、話の聞き方や物事の捉え方が変わり、意欲的に行動でき、相手への思いやりにつながる」とのこと。
また、球団のトレーナーとしては「選手、監督・コーチ、ドクターなどの各立場間の架け橋」となる事が求められ、それぞれの立場になって応対する事を心掛けている。